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ガンが完治しました ( 卵巣がん闘病記 )


ガンが完治しました ( 卵巣がん闘病記 )

     余命 年と宣告された癌が治り16 になりました。

これを機に、私の経験が、何処かで、どなたかの参考になれば幸いと思い、この一文をしたためました。
16 年前に余命 年と告知された癌ですが、術後の抗癌剤、放射線などの療法を一切せず、お米と、透明な水、それに野菜食だけで克服することが出来ましたことを、先ずはご報告いたします。

ガンはどれも原因が同じらしい

治ったとの噂を聞きつけ、幾多の方々が尋ねて来られましたが、いずれのガンであれガンは、その殆どが食事と生活習慣で本当に治ることが解り、逆に、私達夫婦が教えられた思いです。

平成20年9月4日に10年目の検診を終え、医師より「もう大丈夫でしょう」との診断を受け、この療法がかなり信頼できるものと思えるようになりました。

私の病状その他のことを少し述べておきます

ガンの告知
平成10年8月に卵巣癌(第Ⅲ期b)を告知されましたが、その時はすでに腹腔内各所に転移が見られるとのことでした。

手術
平成10年10月6日、午前10時頃より手術、左右卵巣はもとより、転移していた子宮、盲腸、小腸(約20cm)、大網、リンパ節54箇所を一気に切除しましたが、
ガンに侵された方の卵巣は、平常なら小指の先ほどのものが8cmの大きさに腫れていました。
手術に要した時間は約10時間でした。

卵巣がんは、静かです
卵巣がんは殆ど症状もなくサイレントキラーと言われ、分った時は手遅れが殆どの癌です。
私の場合は腸に転移してから腸の痛みと発熱で病院へ行きました。
その日の担当医には、風邪から来る腸の痛みと言われ、その日は帰宅しましたが、3日経っても痛みも熱もとれないので、再び見てもらうために同じ病院へ行きました。
今となって見れば、運が良かったとしか言いようが無いのですが、たまたま二度目に行った日の担当の医師の見立てが的確で、内科医でありながら、直感的に婦人科を重視して検査をして頂きました。
この時のレントゲンで8センチの卵巣癌が発見され、すぐさま大学病院への紹介状を書いて下さいました。

手術の後に・・
術後1ヶ月間は絶飲絶食を強いられ、点滴のみの入院生活でした。
全く食事を通さないと、腸が閉塞、休眠状態となるため、山篭りの修験道達は、薄い塩水と寒天を食べて腸の癒着を防ぐと聞いております。

案の定、腸は動かなくなり、動かないので食事をさせないと言う悪循環が始まりました。このままでは癒着が始まると言うことで、先端にゴム風船状のポンプを 付けた管を入れようと言うことになったとき「食べれば腸が動くようになる」と私は強く主張しました。「試して見ましょう」と医師も承諾、少しずつ食べた結 果、腸が動き出しました。

重湯→三分粥→五分粥→御飯と15日間で異常もなく普通食になった時、抗癌剤を勧められました。
主治医をはじめとする3人の医師達は、三十数種類の癌の中でも一番悪質な癌なので強力な抗癌剤を全クール使わなければ1年の命も保障できないと言われます。

私は逆に「1年も持たない癌が抗癌剤で治るのなら皆が助かるはず、半年や1年の延命の為に強力な抗癌剤の副作用の苦しみはイヤです。残された1年を気分良く生きて潔く死を受け入れます」と抗癌剤を断り退院してまいりました。

やり方でガンは治ると思っています
化学療法(抗癌剤、放射線)を使わず野菜食だけに切り替えるだけですが、以下の事を3年間ぐらい続ける事が大事なのです。

食べてはいけないもの
油脂と名の付くもの全て
お肉、魚、乳製品(牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム、洋菓子、)
パン(バターを使ったもの)などは禁止。
植物油脂もダメなので、天ぷらはもちろん、野菜炒めも止めました。
野菜は全て湯がいたり煮たりして油は使いません。
生野菜は消化が悪いのと、沢山食べられないので全て温野菜とします。

魚もダメ、お寿司や刺身等の生魚は全て油が強く(焼いて見れば油がしたたり、これを皿に受けて飲むようなもの)生では不消化です。

糖分も体内で油に変わる分が多いので、お菓子類はいただきません。

お米は、玄米信仰がありますが、玄米は、もみすりしたその日に食べるなら少しはマシですが、数時間で糠が酸化しますので、酸化した天ぷらを食べるのと同様、消化が悪く、ガンの場合、胃腸に負担をかけることは免疫を落としかねないので、私の経験上、止めておいた方が無難なようです。
玄米の酸化した糠に胃が慣れるほどの時間的余裕がないのがガンとの戦いだと感じます。

事実、玄米食を続けられてガンになられた方を数名存じ上げております。危険なことは避けたほうが得策かと思います。

白米か7分づきで充分です。
縄文弥生時代の壁画などから再現して「杵(きね)」での精米を実験した例がありましたが、何度やってもモミなどと擦れ合って7分づき程度になってしまうそうで、古来、日本人は7分 搗き程度で食べていたのでは、との結論に達したそうです。

日本人の免疫は
ガンの第一原因は免疫の低下とも言われています。
免疫を作る食べ物は、各国、各民族によって異なり、その民族が住んでいる付近で収穫しやすい食べ物となっているようです。
日本人の免疫は、その殆どが「米」から作られるのではないでしょうか。
数千年にわたり代々受け継がれた日本人のDNAの中にも免疫の作り方が記憶されているはずで、これが、肉やバターでないことは確かだと思います。
魚も海岸部でまれに食されたとしても、素手や竹やり程度で獲れる量はさほど多くはなく「米」や雑穀ほど古来から頻繁に食べ続けられてきたものではないと考えられます。

その他の食べ方
腸内での発酵をうながすために乳製品の乳酸菌が勧められていますが、日本人の場合はほうれん草の根に近い部分など、野菜からも吸収しますし、納豆、味噌、糠漬、からも摂れます。
注意しなければならないのは、日本人の腸は白人などに比べて長いので、ゆっくり、しかも穏やかに発酵する納豆など日本古来の乳酸菌でないと、発酵が進みすぎて便になる前に腸内で腐敗し始めます。

相談に来られる方々の多くに大腸、S状結腸ガンなどの方が見えますが、全員が乳製品による乳酸菌を多食しています。
外国人には良くても日本人には合わない食品が、逆に私達の病気を作っていることを知っておいた方が良いようです。

献立
基本的には、味噌汁の中に野菜や豆腐などを入れたものとなります。
発酵食品、大豆蛋白としての味噌を基本に、私達日本人は、小松菜など野菜からもカルシュウムを摂る能力を持っていますが、最近言われ始めたように牛乳からは油脂以外には殆ど吸収できないようです。
牛乳をやめて骨粗しょう症が治った方を何人か知っていますが、牛乳を飲んでいるのに骨粗しょう症があるようなら、牛乳をやめて見るのも一つの方法かもしれません。

油を摂らないと肌が・・
カサカサになると信じている方も多いと思いますが、逆ではないでしょうか。
肌からの吹き出物の多くは油脂の排泄物です。ドロドロの体液の行き場所は、便や肌なので、油モノを多食する人ほど肌が粘ついています。
これにバイキンがつくと油脂を栄養素として吹き出物などになります。
ニキビも排泄作用を高めるために生水(ペットボトルなどに入れた水道水を2日ほど置いておく)を充分に摂り塩分も気にせず摂ることで治る場合が多いです。

栄養になるかどうかは体に選ばせる
お米と野菜、塩分(摂る場合は必ず生水と共に)そして生水を充分に摂っていれば、身体の方が必要なものだけ吸収していらないものは植物繊維と共に外へ出してしまいます。
私達の経験からも、動物蛋白などはまったくと言ってよいほど必要は無いようです。
牛や馬、象なども動物蛋白を摂っている様子はありませんし、あの大きな体と角や牙なども全て草から作り出しています。。

水は充分に飲んでください。水分(ジュースやビール)でなく水道水のお水です。
1日汲み置けば塩素は出てしまいますので高価なお水にこだわる必要はありません。

草食人種の日本人も野菜で充分に体を作れるし、お米で免疫力も高まります。
草食のシマウマが肉食のライオンの食事をすれば死んで当然ですから、彼らは本能的に自分に合わないものは食べません。
草食人種が肉食人種の食事をすれば病気が出るのは当たり前です。
智恵で判断すべき「食餌」を知識で判断し、判断を間違った結果がガンだと思います。

家族で協力

私にとっては、肉や刺身、バターやチーズ、クリームたっぷりのお菓子と縁を切って、今までとは全く違った御飯主体の食事への切り替えは、最初、苦しい体験でした。
しかし、同じ病室で抗癌剤に苦しむ方々を思うにつけ、お米の美味しさ、野菜の風味、それらによる快便、快眠、胃腸に負担をかけない心地よさに感謝しました。

今からでも遅くはありません

癌の方は、この療法を3年間ぐらい続けて見てください。
1ヶ月ぐらいから効果は現れ始めますが、洋食に慣れた体の要求そのものを改善し、本来の日本人の体の組成に戻さないとガンは治りません。

無農薬や有機野菜にこだわらなくても

お野菜も無農薬に越したことはありませんが、現在の日本の野菜作りは規制が厳しく、むやみな農薬は製造も販売もされていませんから、日本で栽培されたものなら、あえてこだわる必要はありません。
野菜に付着した残留農薬は、たとえあったとしても野菜の繊維と一緒に体外へ排出されてしまいます。
栄養素とかビタミンとかの「知識」は後回しにして、とにかく(温)野菜を食べ、必要なものを頭で判断するのではなく、体の吸収能力に判断をゆだねる訓練をするのが良いようです。

最後に
私のところへお話を聞きにいらした方達で、これらを徹底した方達は皆様ガンを克服していらっしゃいます。
日本も、僅か40年ほど前までは、お祭りやお正月ぐらいにしか肉(鶏など)や魚は頂かなかったとおもいます。
この手記を実行なさるか否かは御本人次第ですし、結果を受け取るのもご本人只一人です。
ガンは伝染しません。その方の食習慣による病ですので、自分で食習慣を改める以外に治す方法はありません。
遺伝に見えるのは食べ方が親に似るためだと思われます。
「食欲」は生命維持の為にあるのであってグルメ遊びに用いるのは「身体にとって」は間違っていると思います。
皆様の健康をお祈りします。

卵巣がんからの復活 XXXXXX(注) 補筆:YYYYYY(注)

まだ沢山に書き足したいことがありますが、もう少し述べさせていただきます。
抗癌剤や放射線をされた方は、免疫力が落ちているのでこの食事で治るかどうかは難しい所もあるかもしれません。
でも共存延命の期間は延びると思います。

私は退院してからの10年間は一切、お薬も飲まず入院もしたことはありません。
時々腸閉塞を起こしても自宅で直し、普通の生活の10年間でした。



昨年に頂いた今年の検診予約に最終と記していただきました。

拙い歌を一首

 10年目の検診予約に「最終」と記し置くよと医師は笑顔で

 

(注) 今まで実名で公開してきましたが、筆者の氏名や当HP内容を無断で使ってるサイトを複数見つけました。

    それらのサイトとは一切関係ないことを宣言するとともに、実名での記載は見合わせます。