32年前の出来事、春過ぎに背中が痛いと病院を受診し膵癌と診断され即入院。
それまで入院などした事が無かった親父だが始めての入院を淡々と受け入れていた。
余命3ヵ月の宣告を受けたが家族で相談した結果、本人には癌告知しなかったが
本人はうすうす感じていたのだろうか?
治療の施せない状況だったので痛み止めを中心に麻薬を使い出した。
暫くすると麻薬のせいなのか幻聴や幻覚が酷くなっていき、、、
宣告通り3ヵ月後の69歳の誕生日を迎えた翌日未明にす~と穏やかになり帰らぬ人となった。
小生は13年前に食道癌(ステージⅣB、所謂末期症状)が見つかり運良く手術が出来て、
その後は食生活の改善等で生き長らえている。
昨日に誕生日を迎えて親父の亡くなった69歳を通過して、、、今も生きている。
親父も、お袋も小さい時に父親をなくしているので、我が家系の男の寿命は短いDNAを
引き継いでいるかもと思っていたのもあって、今までず~っと69歳を意識していて、
この山を越えられるだろうかと杞憂していたが、、、呆気なく超えてしまった(笑)。
まもなく手術してから13年が経過し14年目に突入する。
先日受けた何時もの健康診断でも加齢による老化現象は普通に有るがそれ以上でも以下でも無い。
今まで杞憂していた山越えもした事だし、癌の再発等も心配無さそうだし、、、
人生100年時代は無理としても、それ相応の時まで楽しく過ごせればと思う今日この頃です。
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