中村勘三郎(57)氏、急性呼吸窮迫症候群のため東京都内の病院で死去したとの訃報がニュースで報じられていました。ご冥福をお祈りいたします。
5日に亡くなった中村勘三郎さんの家族が同日早朝、報道各社に送ったファクスの全文は以下の通りらしいです。
================================================================
皆様へ
中村勘三郎は、7月27日、患った食道癌の手術をして頂きました。
12時間に及ぶ大手術となりましたが、手術は成功し、術後経過も順調で病棟内を歩くほどに回復しました。
しかし、経過中に肺炎を発症し、その後、肺炎による呼吸不全が進行するという事態に陥りました。この肺炎による呼吸不全は思いの外、重症であり、呼吸不全に対する専門的な治療を行える病院へと、二度にわたり転院をし、考え得る最高の治療をして頂きました。
本人も病気に立ち向かい、手術から約4カ月に及ぶ闘病が続きました。
その間、来年4月の歌舞伎座こけら落しに出演することを、心の依り所とし、頑張って参りました。
医療スタッフの方々も懸命の治療をなさって下さいました。
けれども遂に、回復する事は叶わず、無念の内に、本日12月5日午前2時33分急性呼吸窮迫症候群のため永眠いたしました。
生前、中村勘三郎を長くご贔屓頂いたことを心より感謝いたします。
波野好江
中村勘九郎
中村七之助
================================================================
報道によると下記の様な状況だったようです。
「都内の病院で約12時間に及ぶ食道がんの摘出手術をし、翌28日にはICUで20メートルを歩き、驚異的な回復ぶりで周囲を驚かせていた。その後も、復帰を目指して、ICUの中を歩くなどリハビリを続けていた。が、抗がん剤治療などにより、免疫力が低下。そこにウイルスが入り、肺炎になったという。
9月に精密検査したところ、急速に低酸素状態になってしまう合併症のARDSを発症。肺の血管外から水分が漏れ、肺胞腔内の貯留で呼吸困難に陥る肺水腫を患った。そのため、すぐに呼吸器系に強い大学病院に転院し、肺に酸素を送り込む人工呼吸器、人工肺を装着したという。」
考え得る最高の治療・・・とありますが、最先端の現代医学を以ってしても病気には勝てないということでしょう。
いや逆に最先端の現代医学が間違ってるとしたらどうでしょう。
所詮人間の考えることは自然の摂理に勝るはずは無いのでしょう。だとしたら姑息な手段に頼ることなく自然にしているのが一番ということでしょうね。
#1 by どろっぷ on 2013年1月14日 - 11:12
はじめまして。
2010年10月に大腸がんが発覚し、腸閉塞と肝転移で
3度の開腹手術をした者です。
その後抗がん剤をかなり強く勧められましたが
拒否して食事や運動などで過ごしております。
(玄米を食べていますが・・・)
中村勘三郎さんの報道を見て、私もこの記事と同じことを思いました。
とても参考になるブログですね。(^-^*)
「がんが完治しました」の記事を当方のブログにリンクさせて
いただきたいのですが宜しいでしょうか?
宜しくお願い致します。m(__)m
#2 by t_matsu on 2013年1月14日 - 11:30
どろっぷさん、はじめまして。
当ブログをお読み頂きありがとうございす。
がん患者は沢山います、其れを直そうとしている医療関係者も沢山います。ただ最先端だと自負している西洋医学関係者ではがんは完治出来ないのでは無いでしょうか。
自己免疫を高めて、いや人間本来が持っている状態に戻してやれば良いだけのような気がします。
私は食道がん手術から6年半経過しました。卵巣がん手術をされた方(私の師匠)は14年経過した今も順調にお過ごしです。
どろっぷさんも大腸がんを経験されたとか、お互いに自己免疫を復活させてがんを見返してやりましょうか!
当ブログが多くのがん患者さんにお役に立てるのであればこんなに嬉しいことは有りません。
どうぞリンクなさってください。そして多くの方に読んでいただきたいものです。
#3 by どろっぷ on 2013年1月14日 - 17:37
t_matsuさま。
お返事ありがとうございます。
食道がん手術から6年半経過ですか。凄いですね。
私は最後の肝切除手術から、まだやっと1年です。
自己免疫を復活させてがんを見返してやりたいです。
リンクの件、ご快諾ありがとうございます。m(__)m
多くの方に読んでいただいて、多くの方に治って欲しいです。
今後とも宜しくお願い致します。